マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩「祈り」

「祈り」

紺色の空に
星の欠片(かけら)が流れたら
目を閉じて祈ろう
あなたの幸せを
わたしの幸せを

叶わない想いなら
届かない想いなら
天(そら)の川に流してしまおう

辿(たど)り着いたその先で
すくい上げた神さまが

きっと
優しい微笑(ほほえ)みをくれるから

あなたが幸せになるように
わたしが幸せになるように