マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「星をあつめて」

「星をあつめて」

どんなに強く願っても
叶わない願いはあるけれど

君の願いはきっと
真っ直(す)ぐに天に届く

君の傍(そば)には、僕がいるから

願いが叶うように
ガラス玉に星をあつめて
君に贈るよ

君の掌(てのひら)の中で小さな宇宙が煌(きら)めいて
息を呑(の)むような美しさに
君は目を閉じて
僕の幸せを願うんだ

願いは届いているよ
僕の傍(そば)には、君がいるから

君という名の幸せを
僕はもう、手にしているから