マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「天の川」

「天の川」

あと幾晩(いくばん)か眠ったら
もうすぐに
天の川に橋をかけて
あなたに会いに行ける

あなたを想って
何度も何度も涙した
張り裂けそうなひとりの夜に

幾重(いくえ)にも織ったこの想いを
あなたに届けにいくから

綺麗だと言って
強く、強く抱きしめて
もう二度と、離れないように