マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「流星(りゅうせい)」

「流星」

燃えて燃えて、燃え尽(つ)きた星屑(ほしくず)が
南の海に消える

あなたがくれた沢山(たくさん)のはじめてを
今夜、海に返すよ

あれほど誰かを求めることは
もうないかもしれないけれど
未来の自分を信じてみたい

だから今だけ、力を貸して
背中を押して

臆病(おくびょう)な私がまた
他の誰かを愛せるように