マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「きらきらひかる」

きらきらひかる

あなたの熱が冷めない
鳴り止まない、胸の高鳴(たかな)り

グラスの氷が
月明かりをいっぱいに吸い込んで
光を放(はな)ちながら
きらきらと溶けていく

まるであなたの口付(くちづ)けのよう
儚(はかな)く、美しく輝いて

あなたに酔いしれて
甘い眠りに誘(さそ)われる
見るもの全てが、煌(きら)めく夜