マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「星の雨にうたれて」

「星の雨にうたれて」

星が降(ふ)る夜
切なさが宿(やど)る風が吹く

流れる髪が月の光を反射(はんしゃ)して
サヨナラは藍(あお)く宙(ちゅう)に舞う

このまま星の雨にうたれて
埋(う)もれてしまいたい

何も見えない
何も聞こえない
あなたの悲しい言葉に触(ふ)れず
深く深く
潜(もぐ)ってしまえたら

この胸の痛みを
知ることはなかったのに

叶わぬ願い
どうかもう一度だけ
愛してると囁(ささや)いて