2020-09-27 朗読台本 詩 「アンタレス」 朗読用 「アンタレス」 息もできないくらいの情熱で互いを求め合う夜はさそり座のアンタレスが闇夜(やみよ)に一際(ひときわ)、赤く輝く 私の燃える心臓は火花(ひばな)を散らして愛を叫ぶ 1秒だって、離れたくないこうしてあなたに触(ふ)れていいのは私だけ 尽(つ)きることなど知らない今はただ、ごうごうと燃える音まで聞こえる程(ほど)に紅(あか)く、激しく