マイノリティ独女は今日も生きるのがつらい

普通をあきらめた限界女性の創作

朗読台本 詩 「月の囁き、星のうた」

「月の囁(ささや)き、星のうた」

藍(あい)色が
どこまでも続く夜は

月の声に耳を傾(かたむ)け
星の歌で眠ろう

1人見上げるこの空も
悲しくなんかないでしょう?

あなたの熱を感じる夜は
もう来ないけれど

三日月が目を細めて微笑(ほほえ)むから
私も顔を上げて笑う

そして
今は届かない言葉をあなたに

もう、大丈夫だよ